あさはかなふかぼり

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当たり付きアイスを買うのは、得したいからではないって知ってた?

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わたしたちが大好きだったホームランバー

 

 

いまは、コンビニのPB商品になっていて

うちの子供に愛されてます。

当たり付きというところが

そそるようだ。

 

そういえば

わたしたちが子供の頃って

当たり付きのアイスいっぱいあったよね。

 

 

 

 

さて、

この

ホームランバー、わたしたちが子供の頃に比べると

当たりの確率が低くなってる気がする。

 

 

 

なかなか当たんない。

 

 

 

 

気のせいかもしれない。

なんせ子供の頃の記憶だし

当たったときのことの印象が強くて

そのことだけ覚えているのかもしれない。

 

でも、メーカーが

当たりの確率を、調整することなんて

当たり前にあるだろう。

 

しかし、

なかなか当たらないからといって

不満に思うことなどない。

だって、消費者が当たり付きアイスを買う理由は…

 

じつは

もう一個アイスがほしいからなのではないのだ。

 

では、なんなのかというと

「当たるかもしれない」と

感情が動くことに突き動かされる

行動なのだ。

 

 

なんだと…

いまいちなにいってるかよくわからない…

だと?

いいでしょう。

当たり付きアイスが感情を揺さぶることについて、解説しよう。

 

 

あなたは、
当付きアイスの封をあけました

あー、当たっちゃうかも…当たっちゃうかもー!という気持ちで食べすすめる

↑ほら、感情が動いている

 

棒の頭がみえてくる。

うむ、この一口で…結果が…

南無三!!

↑ほら、感情が動いている

 

くそ!また白棒か!

まあいい。ただし、次こそは許さない!!

覚えておれ!!

↑ほら

 

そして、残りのアイスを

おいちーん❤️などと呟きつつ

単純に味わい

最後に、棒をすてる際に…

 

今回の闘いでは、たしかに私が破れた。

しかし、次はないと思え!

また、ファミマで会おう。

↑ほら

 

 

 

ほ…ほら…ね…(ちょっと、自信なくなってきた)

 

 

 

 

当たったら、もちろん嬉しい。

でも、当たらなくても、楽しい。

 

 

人間は、感情が動くことが好きなんです。

楽しい、嬉しい、面白い、ジーンときちゃう

考えさせられちゃう…

 

そういう事柄に

動かされる生き物なんです。

 

 

世の中のお店のみなさん

動かしてください!

わたし(消費者)の心を!

 

 

 

仮に、

当たりの確率がさがった(またはそう感じた)ことについて文句をいう人がいたとしたら

その人は

アイスがもう一個欲しい人なので

その人たちに買ってもらいたかったら

アイスをもう一個あげたらいいんです。

わたしも行くかもしれません。

誰でも来るかもしれません。

いろんな人が来るでしょう。

いっぱい来るでしょう。

 

 

 

そのときだけ。