クミちゃんは味のしなくなったガムをいつまでも
わたし、なまえ久美子っていうんですよ。
ブルゾンちえみが「クミちゃん」っていうから
なんだか話しかけられているみたいで
気になってしまう。
「クミちゃんは、味のしなくなったガムをいつまでも噛み続けるんですか。」
はい、クミちゃんは、
味がなくなったガムは吐いてしまうけど
恋愛は、どっちかっていうとキャンディかなっておもいます。
別れてしまっても
口のなかにまだ残っていたら
その恋はまだおわりにならなくて
自分の意思で吐いて棄てるというよりは
いつか
自然に溶けてなくなるもの。
ラムネみたいに
あっというまに溶けてなくなるものもあれば
なかなかなくならないものもある。
でも、どっちにしろいつかは
なくなる。
ガリガリに噛んでしまえば
なくなるのは早いかもしれない。
と、お笑いネタにたいして
かつての恋愛を思い出して
そんなことをふかぼりする
クミちゃんなのであった。